2010.03.08 : 平成22年2月定例会(第13日) 本文より抜粋 ◯新開 昌彦君  次に、今議会の予算にも上程されておりますが、平成二十二年度までに福岡都市高速 が、西九州自動車道と連結が予定をされております。福岡高速一号線との連結は、二十 四年度を待たなければなりませんが、地域からは早期の完成が待ち望まれております。  ETC設置についてお尋ねいたします。現在、西九州自動車道から福岡都市高速に乗 り入れる際はETCが一台設置されておりますが、福岡都市高速から西九州自動車道に 乗り入れる際には、いまだにETCが設置されておりません。朝夕の混雑時には渋滞に なっております。福岡都市高速道路は、二十二年度の連結が実施された場合、今までよ り一日六千台の車両が増加するとお聞きしました。今後、合併した糸島市の発展、九大 移転などを想定すると年々車の数は増加してくる路線であることは間違いありません。 渋滞緩和とCO2削減、物流の効率化で地域を活性化させ経済成長を促すためにも、ぜ ひとも福岡都市高速と西九州自動車道の一部である福岡前原道路が連結するときと同時 にETCの設置をすべきと考えますが、知事の答弁を求めます。(拍手) ◯麻生 渡君  西九州自動車道の一部を形成しております福岡前原道路のETCの設置についてでご ざいます。ETCを設置する費用でございますけれども、大体約十億円かかるわけでご ざいます。ところが、現在の福岡前原道路の道路距離は十四キロであるわけでございま して、その結果、料金も安いということでございます。料金が安いものですから、十億 も投資いたしますと、その費用をどういうふうに回収するかという問題が生じるわけで ございます。そういうこともございまして、現時点では、この問題については慎重に対 処しているわけでございます。ただ一方で、やはり渋滞対策ということが必要でござい ます。今後の福岡前原道路の渋滞状況も見ながら、この点は検討してまいる考えでござ います。